こんにちは、コウです。
タギロンのルール説明を実施しましたが、実際に2人プレーで遊んでみました。
タギロンのルールはこちら↓
2人プレーした場合は、相手の5枚のカードを当てたら勝ちとなります。
前回紹介しましたが、相手のプレーヤーは僕の手札をどこまで推測できていたのでしょうか?
どこまで推測できていたかについて、検証したいと思います。
■事前準備
1.数字タイルを全て裏にし、シャッフルします。
2.ついたてを立てます。
3.数字タイルを5枚ゲットし、ついたてを使って相手に見えないように配置します。配置する時のルールは小さい数字を左から並べます。同じ数字の場合、赤色を左、青色を右に並べます。
相手プレーヤーが当てる手札は、「赤0」「青3」「赤6」「青7」「青9」となります。
相手プレーヤーは、「赤1」「青1」「青2」「緑5」「青6」を手札に持っていましたね。
4.質問カードを6枚オープンします。
■ゲームの進め方
前回、4ターンで手札を確定させ、5ターン目で宣言することができました。相手プレーヤーは4ターンでどこまで推測できていたのでしょうか?
1.「奇数は何枚ある?」と質問を受けました。(1ターン目)
⇒3枚と回答しました。
自分の手札はわかっているので、相手の手札は残っている内の15枚の内、5枚を持っていますね。(グレーアウトしている数字は自分が持っている手札です)
上記から奇数としての組み合わせは下記10パターンとなります。(多すぎて絞れません!!)
①3、3、5
②3、5、7
③3、5、9
④3、7、7
⑤3、7、9
⑥5、7、7
⑦5、7、9
⑧5、9、9
⑨7、7、9
⑩7、9、9
2.「大きいほうから3枚の合計数は?」と質問を受けました。(2ターン目)
⇒「22」と回答しました。
大きいほうから3枚の合計数が「22」と回答あったため、下記4種類に絞ることができました。
①?、?、4、9、9
②?、?、5、8、9
③?、?、6、7、9
④?、?、7、7、8
更に、2ターン目の推測にマッチするものをピックアップすると1ターン目の推測を下記の通り、絞ることができます。
①3、3、5⇒〇
②3、5、7⇒〇
③3、5、9⇒〇
④3、7、7⇒〇
⑤3、7、9⇒〇
⑥5、7、7⇒×
⑦5、7、9⇒×
⑧5、9、9⇒×
⑨7、7、9⇒×
⑩7、9、9⇒×
※「〇」:可能性有、「×」:可能性無
3.相手プレーヤーからは、「5はどこ?」と質問を受けました。(3ターン目)
⇒ありません。と回答しました。
「5」がないことがわかったため、1ターン目の推測が下記に絞れますね。
①3、3、5⇒×
②3、5、7⇒×
③3、5、9⇒×
④3、7、7⇒〇
⑤3、7、9⇒〇
※「〇」:可能性有、「×」:可能性無
「5」がないことがわかったため、2ターン目の推測も下記に絞れます。
①?、?、4、9、9⇒〇
②?、?、5、8、9⇒×
③?、?、6、7、9⇒〇
④?、?、7、7、8⇒〇
※「〇」:可能性有、「×」:可能性無
更に上記2つの結果を掛け合わせると、下記の4パターンに絞ることができます。
3、?、7、7、8
?、3、7、7、8
3、?、6、7、9
?、3、6、7、9
4.相手プレーヤーからは、「6はどこ?」と質問を受けました。(4ターン目)
⇒「左から3番目」と回答しました。
6の場所がわかったため、下記2パターンまで絞れました。
3、?、6、7、9
?、3、6、7、9
自分の手札に青6があるため、上記の6は赤6であることを確定させることができます。それ以外については、残念ながら色の確定ができません。そして、残る一つの数字もわからない状況です。
■まとめ
相手の推理状況についてもまとめてみました。結果としては、相手は4ターン目で宣言に必要な色や数字を集めることができていない状況でした。やってみた感じだと3つの数字の合計を問う質問をすることにより、だいぶ相手の数字を把握できるような気がします。また、色についても把握する必要があるため、色についても質問も必須だと思います。相手の数字を推測するために、効率よい質問を選択することも勝利へつながることがわかります。自分の持っている手札を除き、15枚の手札は何が残っているかを把握し、少しずつ条件を絞り込み、相手よりも早く宣言できるよう、頑張りましょう!!