【ドイツ年間大賞1998】エルフェンランド

こんにちは、コウです。

最近、ボードゲームが流行っていますね。友達と気軽に遊べること、種類も豊富で自分に合うボードゲームを探すこともとても楽しいです。

何より、様々なボードゲームが置いてあり、店で遊ぶことができるボードゲームカフェがたくさんオープンしていて遊びやすい環境が整っていることが最高です。

引き続きドイツ年間大賞を受賞している作品を紹介していきたいと思います。

受賞年毎分かりやすく順にupできればと思ったのですが、自身が遊んだことがあるものを優先的にupしていきたいと思います。

今回は「エルフェンランド」を紹介します。

この作品は偏見かも知れませんが、男の子が好きになることが多いと思います。僕はこのゲームで遊んでみて、子供の頃に正月よく遊んでいた「桃鉄」を思い出しました。ゴールに向かってどのルートで向かうかを考え、知恵を絞って遊ぶゲームとなります。

「エルフェンランド」のルール説明は、下記リンクを貼っておきます。

エルフェンランド(2人~6人) ルール説明

■「エルフェンランド」はどんなボードゲーム?

「エルフェンランド」はスタート地点が全員同じですが、ゴールが全員異なります。各プレーヤーは自身のゴールに向かい進んで行きます。その進む際には、自身のコマを回収していかねばなりません。多くの自身コマを獲得すること、ゴールに到達することができたか?を競うゲームとなります。勿論、どのルートを通って自身コマを回収していくかは、各プレーヤー毎の戦略によりけりです。ゲームの流れとしては、「手番決め」→「手札補充」→「移動タイル獲得」→「移動タイル設置」→「移動カードをプレイして移動」を4ラウンド繰り返します。(手番は時計回りに交代していきましょう。)4ラウンド終了時、回収できたコマ数とゴールに到達できたかでポイント計算し、一番得点が高かったプレーヤーの勝利となります。

■「エルフェンランド」のおススメ人数は?

6人!!

完全に個人的な意見ですが、人数は上限である6人で遊んで欲しいです。(どんなに少なくとも4人以上が良いかと。)人数が多くなるとゲームのプレー時間も伸びてしまいますが、このゲームでは人数が多いほど、自身の思い通りにいかないことを経験することができます。そして移動タイルが置かれる度、自身の最適ルートを再考していくことができます。考える力も身につけつつ、楽しみましょう。

■「エルフェンランド」の魅力とは?

他のプレーヤーのルートに上手く乗っかれるか!!

このゲームでは、基本移動タイルを配置したルートを通ることができます。(一部移動タイルがなくても移動できる箇所もあります)そのため、自身が進みたい箇所には移動タイルを配置する必要があります。しかし、自身が進みたい箇所に置きたい移動タイルを配置できないこともあります。1つのルートに設置できる移動タイルは1枚までとなり、他のプレーヤーが先に移動タイルを置いてしまうと自身が移動タイルをそのルートに置くことができないためです。但し、他プレーヤーが設置した移動タイルは、全員がその移動タイルを共有利用することができるため、自身の手札と相談し、その移動タイルを通ることが可能です。他プレーヤーが進むルートに上手く乗っかることで自身の移動タイルを温存してゲームを進めることが可能です。もちろん、自身の手札にある移動タイルが置かれないこともあり、その場合には進むべきルート選択を再考し、瞬時に最適ルートを計算することも必要となります。自分の思い通りにならないならないことも含め、楽しみながらプレーしてみてください。

 

■最後に

「エルフェンランド」は4ラウンド終了後に自身の目的地に到達しておく必要があります。目的地に到達できない場合は、得点が減点されます。そのため、移動タイルとは別に「障害タイル」を上手く配置することで、他プレーヤー目的地ゴールを妨げることが可能です。障害タイルを使うタイミングを見極め、如何に完璧なタイミングで利用できるか、も勝負のポイントとなります。ここぞ、というタイミングを見極め使ってみてください。また自身の思い通り進まない、という経験もできるので、教育にも役立つゲームだと思います。