【ドイツ年間大賞1990】貴族の務め

こんにちは、コウです。

最近、ボードゲームが流行っていますね。友達と気軽に遊べること、種類も豊富で自分に合うボードゲームを探すこともとても楽しいです。

何より、様々なボードゲームが置いてあり、店で遊ぶことができるボードゲームカフェがたくさんオープンしていて遊びやすい環境が整っていることが最高です。

引き続きドイツ年間大賞を受賞している作品を紹介していきたいと思います。

 

今回は「貴族の務め」を紹介します。

■「貴族の務め」はどんなボードゲーム?

サイコロを振らないすごろくゲーム。最も多くの点数(コマが進んだマス数)のプレーヤーが勝利となります。ゲーム終了条件は、ダイニングテーブルのある部屋に入ったら処理を行い、ゲーム終了となります。ゲームの進め方は、各プレーヤー「オークションに行く」or「お城に行く」のいずれかを選択します。「オークションに行く」を選択したプレーヤー同士で、セリを行います。セリを行う際は、「小切手」or「泥棒」カードを出します。「小切手」の金額が1番高いプレーヤーがセリでカードを1枚ゲットできます。その際、「泥棒」カードを出したプレーヤーは「小切手」を奪うことができます。「泥棒」カードがバッティング(複数出た場合)は「小切手」カードを奪うことができません。「お城に行く」を選択したプレーヤー同士で、「展示」「泥棒」「探偵」を選択して一斉にオープンします。「展示」を出したプレーヤーは3枚以上場に出す必要があり、アルファベットが繋がっている必要があります。「A」ー「B」ー「C」の3枚出すことや、「A」ー「A」ー「B」という風に同じアルファベットが混じってて問題ありません。次に「泥棒」カードを出したプレーヤーは「展示」カードを出したプレーヤーから出してあるカードを奪うことが可能です。(「泥棒」カード重複していると数字が大きい人からカードを奪え、セリの場合のように効果を打ち消しあうことはありません)「探偵」を出したプレーヤーは「泥棒」カードをブタ箱へ入れることができ、順位分進むことができます。例)5位なら、5マス進めます。「泥棒」カードは次の「泥棒」カードが捕まると移動し、部屋から出ることができると釈放され戻ってきます。

■「貴族の務め」の魅力とは?

サイコロを振らないため、運要素に左右されない点。相手の展示物や小切手を奪ったりするタイミングを読む力が必要になります。また、最後に全員が展示を行うことにより順位によって点数をゲットでき、逆転要素がある点も良きだと思います。コレクションカードを相手に見せず残して置いて、最後の逆転にかける、等の戦略も楽しめると思います。

■最後に

「貴族の務め」は如何に他のプレーヤーと行動がバッティングしない選択ができるか、奪われないようにできるか、もしくは上手く奪うことができるか、状況を把握する力が試されます。相手との駆け引きを楽しみながらプレーしてみてください。